弁護士前園進也の近影
弁護士前園進也近影

プロフィール(自己紹介)

氏名前園進也
年齢47歳
弁護士歴11年目(2011年12月弁護士登録)
2022年1月1日現在

障害者の親

私には、知的障害の子どもがいます。

子どもの発達の遅れを見て見ぬふりができなくなり、医師から障害があることを告げられました。子どもの障害が明らかになった後、気になったり心配したりしたことは、主に次のふたつのことでした。

  1. 障害児としてどのよう支援が受けられるのか?
  2. 私たち親が死んだ後、うちの子どもは生活していけるのか?

このような現在や将来に対する不安や心配は、障害者の親御さんやご家族の多くが感じるものだと思います。

私は、障害福祉や親亡き後の備えについて調べるようになりました。障害福祉、親亡き後の備えとしての遺言や成年後見制度なども法的な制度です。

障害福祉や障害者の親亡き後の備えについての情報発信

弁護士は法律家なので、法律や法的な制度の調査は、専門分野です。しかし、障害福祉は、多様かつ複雑な制度であるため、理解するのは決して簡単なことではありませんでした。

弁護士である私ですらそうなのですから、弁護士ではない障害者の親御さんやご家族にとっては、かなりとっつき難いと感じられているのではないかと思いました。

また、障害者の親亡き後の備えについては、どの時代であっても、障害者の家族にとっては、正解のない悩ましいことだと思います。

そこで、私と同じような障害児者の親御さんやご家族に向けて、障害福祉や親亡き後の備えについて、情報を発信していくことにしました。情報を発信する際には、次のふたつのことを注意しています。

  1. 専門知識がなくても理解できるように、できるだけ噛み砕いて伝えること
  2. 根拠や情報源を明確にして、正確な情報を伝えること

現在、「障害者家族サポートチャンネル」という名前で、YouTubeでの情報発信に力を注いでいます。2022年1月時点で、チャンネル開設2年となります。動画の本数は200本を超えています。ありがたいことに、チャンネル登録者数が1000人の大台に乗ることができました。

YouTubeでの動画発信は、流し聴きができるので、気軽に情報に接することができる一方で、情報の見つけやすさに難点があります。情報の見つけやすさでは、文字情報の方が動画より優れています。ですので、このサイトにおいても、障害福祉や障害者の親亡き後などに関する記事を増やしていきたいと思います。

取り扱い分野を障害分野に特化

しかし、このように情報を発信するだけでは、解消・解決できない悩みや困りごともあるでしょう。例えば、親亡き後の備えについて、遺言、信託、生命保険などいくつか選択肢があることはわかっても、自分やその家族にとってどれが一番良い選択肢なのがわからなければ、親亡き後の悩みや不安は解消されたり減ったりすることはないでしょう。

そこで、障害者のご家族が抱えている悩みや不安の解決のために、弁護士であり、かつ、障害者の親である私だからこそできるサポート・支援があるのではないかと思うようになりました。特に、障害者の親やその家族に対する公的な支援やサポートが充実しているとはいえない現状を踏まえて、障害者の親御さんやそのご家族向けのサポートや支援に力を入れています。

また、障害者が自立した生活を送るためには、障害福祉サービスの充実が必要です。それには、障害福祉サービスを提供している支援者・事業者に、持続的で安定的に障害福祉サービスを提供してもらう必要があります。私は、ご縁があって、障害福祉サービスを提供している社会福祉法人やNPO法人、障害分野に力を入れている議員の顧問弁護士をさせてもらっています。障害者やその家族のノーマライゼーションの実現のために、障害福祉サービス事業者に特化した顧問サービスなどの提供を通じて、障害福祉事業者のサポート・支援をしていきます。

弁護士を目指した理由

賃貸住宅に住んでいたときに、いい加減な大家と水道料金のことでトラブルになりました。賃貸を仲介した大手の不動産会社に相談しましたが、全然トラブルは解決しませんでした。自分は間違っていないと思っていても、それが法律的にも正しいのかが分からず、不安でした。そこで市役所の無料法律相談で、弁護士に相談しました。大家が誠実に対応しない限り、水道料金は支払わなくてもよいという対処方法を教えてもらいました。弁護士のアドバイスのおかげで、不安が解消されて自分の対応に自信がもてました。このトラブルで私は自分の無力さを実感しました。今後同じような目に遭って大丈夫なように弁護士を目指すことにしました。

高校中退

弁護士というと、学生時代から勉強が得意というイメージがあると思います。しかし、私は現国や歴史はそこそこできましたが、英語や理科は壊滅的に苦手でした。高校は、学区内で下から2番目の偏差値の高校で、いわゆる「底辺校(教育困難校)」でした。しかも、人間関係(今から考えると「いじめ」に当たると思います)が理由で高校2年目で中退しました。

大検を2年でなんとか合格して、大学受験に臨みました。しかし、法政大学などを受けましたが、すべて不合格でした。家に経済的な余裕がなかったので大学受験の予備校には行かずに図書館で1人で勉強していました。しかし、1人で独学でする受験勉強は退屈だったので、受験勉強に身が入らず、次第に図書館に行って小説を読むだけになりました。無試験で入学できる通信制の大学があることを知って、4年制の大学は諦めて、通信制の大学に入学しました。

このように、学生時代はずっと日陰を歩いてきました。ですので、青春らしい青春は経験していません。

メディア掲載・出演

  • 山寺香「誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか」

著作

  • 同性婚人権救済弁護団「同性婚 だれもが自由に結婚する権利」(明石書店 2016年)
  • LGBT支援法律家ネットワーク出版プロジェクト 「セクシュアル・マイノリティQ&A」(弘文堂 2016年)
  • ハッテン場について(季刊刑事弁護89号収録)(現代人文社 2017年1月)
  • 障害者扶養共済(Amazon Kindle 2021年)

学歴・職歴など

資格

  • 弁護士
  • 認定心理士

学歴

  • さいたま市立西浦和小学校卒業
  • さいたま市立田島中学校卒業
  • 埼玉県立新座高等学校中退
  • 大学入学資格検定(現・高等学校卒業程度認定試験)合格
  • 慶応義塾大学通信教育学部文学部卒業
  • 法政大学法科大学院(未修コース)卒業
  • 放送大学 心理と教育コース(単位取得退学)
  • 日本福祉大学通信教育学部卒業

所属団体

  • 埼玉弁護士会
  • 日本心理学会
  • GID学会

各種委員

  • 埼玉県男女参画苦情処理委員
  • 埼玉県精神医療審査会委員(2018年7月〜)
  • 埼玉県LGBTQ支援検討会議アドバイザー(2020年)
  • 埼玉県立精神医療センター第7病棟(医療観察法病棟)外部評価会議委員(2020年1月〜)