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相談者
将来、障害のある息子に成年後見人をつけることを検討しています。成年後見人は、息子のために何をしてくれるのですか?
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弁護士
大きくわけて、ご本人の財産管理と身上監護の2つです。
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相談者
財産管理と身上監護? イメージがわかないので、もう少し具体的には教えてください。
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弁護士
はい。では、財産管理と身上監護について解説します。

財産管理とは?

成年後見人のメインの仕事は、ご本人の財産の管理です。もっとも、ご本人も日用品や生活必需品などの買い物はできますので、それ以外の財産の管理ということになります。

成年後見人の最初の仕事は、ご本人の財産は何がどれくらいあるかを把握して、財産目録というご本人の財産の一覧表を作ります。

財産目録の内容としては、以下のものを記載することが多いです。

  1. ご本人の定期的な収入
  2. ご本人の定期的な支出
  3. 現預金
  4. 不動産
  5. 各種保険
  6. 借金
  7. 投資信託、株式、貸金など

成年後見人は、ご本人の財産すべてを把握して、それらを適切に管理し維持していくことになります。

身上監護

身上監護とは、ご本人の心身について監督し保護するという意味です。

具体的には、ご本人の衣食住を確保したり、医療や介護、福祉サービスなどが受けられるように病院や介護サービスなどの契約を結んだりすることです。

注意してほしい点

身上監護には、ご本人に対する介護は含まれません。介護まで成年後見人の仕事となると、弁護士などの親族以外がなることが難しくなり、成年後見人のなり手がいなくなってしまいます。