別居後に夫から退去要求

別居した夫から立退きを求められた!?

[code_balloon position=”left” name=相談者 text=”先日、夫が家を出ていきました。しばらくして、夫から連絡があって、自宅の賃貸契約を解約するから、すぐに家を出ていけと言われました。夫の要求に従うしかないのでしょうか?” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/client.png”]

[code_balloon position=”right” name=弁護士 text=”それは困りましたね。ちなみに、夫が家賃を払わなくても、今後はあなたの方で家賃を払うことはできますか?” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/lawyer.png”]

[code_balloon position=”left” name=相談者 text=”余裕はありませんが、私も働いているのでなんとかなると思います。” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/client.png”]

[code_balloon position=”right” name=弁護士 text=”家賃を払えるというのであれば、そのまま住み続けることができるでしょう。” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/lawyer.png”]

[code_balloon position=”left” name=相談者 text=”本当ですか?” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/client.png”]

[code_balloon position=”right” name=弁護士 text=”この点についてわかりやすく解説しますね。” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/lawyer.png”]

賃貸借契約は夫名義になることが多い

夫婦で部屋を借りるときに、夫の名義で賃貸借契約を結ぶことが多いと思います。部屋を貸す大家さんとしても、夫婦が共働きであっても、男女の賃金格差から、夫の名義を求めてくるでしょう。

しかし、夫が賃貸借契約を大家さんとの間で結ぶということは、夫が望めば妻に相談なしに、または無断で賃貸借契約を解約することができてしまいます。夫婦仲がよいときには夫が勝手に賃貸借契約を解約するということはないので、妻の方としても賃貸借契約の名義が夫であることを特に問題にはしないでしょう。

妻は住み続けることができる

しかし、名義人であることをいいことに、夫が勝手に賃貸借契約を解約したら、今まで一緒に住んでいた妻も賃貸住宅から退去しなければならないというのは、常識的に考えてもおかしいです。この問題は古くから裁判で争われてきました。理由付けはそれぞれですが、夫が勝手に賃貸借契約を解約しても、妻がそのまま住み続けることができるという判決が多く出ています(東京地判昭39・8・5判タ168号165頁、京都地判昭54・3・27判タ384号94頁など)。

[code_balloon position=”right” name=弁護士 text=”住み続けることができると言っても、夫は今後家賃を払わないでしょう。そのため、住み続けるためには、あなた自身で家賃を払う必要があります。” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/lawyer.png”]

[code_balloon position=”left” name=相談者 text=”もし家賃が払えない場合は、出ていかなければならないのでしょうか?” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/client.png”]

[code_balloon position=”right” name=弁護士 text=”そのような場合は、夫に対して婚姻費用(生活費)を負担する審判をすぐに申し立てることをオススメします。” img=”https://legaladvice.jp/wp-content/uploads/2018/11/lawyer.png”]